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あの子

10月3日 晴れ
ここ最近、プネでも少し暑いです。暑いと言っても35度とか
そこまで暑くはなりませんが、30度くらいある感じです。
朝と夜は涼しくていいんですけどね。

よく、デリーから人が来ると、プネは「人がいいね」と褒められます。
プネに限ったことではないと思いますが、南は人がいい、らしいです。
デリーの人は偶然目が合ってもほとんど無表情で挨拶もしないそうですが、
プネの人は何かしらのリアクションがあります。
微笑みあったり、眉毛をピクリと動かして「何?」の意味だったりします。
この、眉毛の挨拶を習得してからは、言葉要らずで大変重宝しています。

そんなこんなの今日は、何故か人によく話しかけられる日でした。
エレベータで一緒になったご近所さんに、リキシャスタンドでリキシャワラに、
バスでもチケット売りのおじさんに、顔パス?
(今日は行き先を言わなくてもチケットを売ってもらえました)
帰ってきてからも、ご近所の銀行員のマダムに話しかけられ、となかなか
話がはずむ一日でした。やっぱりマラティー語を話すとみんな喜んでくれますね。

外国にいる日本人なら誰でも一度は「中国人」といわれることがあると思います。
プネでももちろん「チーニー」と何度か言われました。
でも、最近ときどき「ジャパニーか?」と聞かれることがあります。
特に、身分の高い人たちからは「Are you Japanese?」がほとんどです。
でもなぜか、日本人と言われても喜べない自分がいます。
インド人の日本のイメージってどうなんでしょうか。
反対に、日本人のインドのイメージってどうなんでしょうか。

今日、話しかけてくれた人たちはみんな私のことを「ジャパニー」と
思って接してきたのでしょうか。それとも「あの子」と思って接してきたので
しょうか。私は「あの子」として見てもらえていたなら嬉しいです。
名前はまだ知らなくても、いつもくる「あの子」だったら
「ジャパニー」以上の存在価値があると思います。
顔を見たら自然と笑顔になれる、そんな「あの子」になりたい。

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宗教

8月23日 くもり一時雨
インドの他の地域では洪水で死者がでたなどとニュースになっていますが
プネではとんと雨が降りません。今、何日かぶりの雨が少しだけ降りました。

さて、昨日は貴重な体験をしてきました。というのも
ゾロアスター教の家にお呼ばれして食事をいただいてきました。
ゾロアスター教というと、社会科の教科書でみた、マスクを被って火を拝む
いかにも怪しげな宗教という浅い知識とその写真の強烈なイメージでしたが
実際に家族に会ってみると、とても温和で紳士な人たちでした。
もちろんマスクは被っていません。

ゾロアスター教徒は「ペルシャ人」を意味する言葉で
「パルシー」とも呼ばれています。

現在、全世界にいるゾロアスター教信者の半分以上はインド在住で
ムンバイやプネにコミュニティーを作って生活しているそうです。
そのお寺もプネにたくさんあるそうで(異教徒は入ることが出来ない)
つい先日(8月19日)のゾロアスター教の新年にはみんなでお寺に行ったとか。

ご家族にお会いしてまず思ったのが、
色の白さと顔立ちからもともとのインド人ではないと直感的にわかります。
インド人で色白の人もたくさん見てきましたが、そういう人ともちょっと違います。
ゾロアスター教のルーツはペルシャにあり、ヨーロッパ人のような顔立ちです。
また、異教徒と結婚するとその新しい家族はゾロアスター教徒にはなれないので、
それ故、彼らのもともとのルーツが守られているそうです。

おばあちゃんはサリーを着ていましたが、娘さんたちはジーンズだったし、
話す言葉はグジャラーティーやヒンディーや英語、ビールも飲むし肉食もする
それにセンスのいい家具や車で、相当なお金持ちなんだろうなーと感じました。
これは有名な話ですが、インド一の財閥タタもゾロアスター教徒だそうです。

そして、何よりも楽しみにしていたパルシー料理。
前、ムンバイに行った時にパルシー料理の店で食べたことがありましたが
今回は伝統的な家庭料理が食べられるとあって期待大。
食事のスタイルはインドと似ていますが、味は全然違いました。
やわらかく煮込んだお肉が、大変美味しゅうございました。
ハニーライス(蜂蜜と一緒に炊いたご飯)にダルスープをかけて食べますが、
このダルスープもパルシーの伝統的な味付けになっていて美味しかったです。
食後に出してくれたマンゴーのアイスクリームも手作りで美味しかったです。
とにかく、すべてが美味しかったです。お母さん料理上手です。

今回お邪魔したご家族は、おばあちゃん(お父さんのお母さん)、お父さん、
お母さん、息子さん、娘さんの五人家族でした。みんなとても仲が良くて
特に娘さん(20歳くらい)とお父さんがとても愉快な人で、楽しかったです。
一緒に行ったのは、わたし、プネでNGO活動している日本人のMさん、
Mさんの同僚のインド人でクリスチャンのNさん。今回はわたしたちが
Nさんのお友だちということでパルシーのご家庭に寄せてもらいました。
こんな貴重な体験、日本ではなかなか出来ないと思います。
お礼に日本のカレーを作って食べてもらいました。インドならではの晩餐会でした。

インドにいたら宗教とは切っても切れない日々を過ごします。
ヒンドゥー、イスラム、キリスト、シーク、仏教、ジャイナ、ゾロアスター
いろいろな宗教を持つ人たちが一つの国で生活しています。
でも、お互いの宗教を尊重しあって共生しているように私には感じられます。

インドの懐の深さをまた一つ感じた一日でした。


教え子たち

8月22日 くもり時々晴れ
まだまだ雨の降らない日が続きます。

今は特別な期間で、普段は肉を食べる人でも一切食べす
卵も食べない、そして、ニンニクや玉ネギもなどの力がつくようなものは
食べないそうです。ま、私は食べますが。

昨日、ある学生から電話をもらいました。
彼女は、私も少しだけ受け持ったことがある学生で
8月からデリーにあるJNU(ネール大学)の日本語学科に編入しました。
JNUと言えば、日本でいえば東大のようなところです。
JNUには正規コースとして日本語を学べるようになっていて
教授陣も優秀な人がそろっていると聞いています。
協力隊からも去年の10月から隊員が入って活動しています。

また、来年の受験のために、実家に帰って勉強に専念するという学生、
日本と取引のある会社で働くためにバンガロールへ行った学生、
奨学金をもらって日本へ留学する学生、そして残念ながら
いろいろな事情があって日本語の勉強を辞めてしまった学生…。
昨年度教えた学生たちの進路はいろいろです。

そして、一番残念なことは、文部科学省の奨学金の試験を受けて
結果を待っていた学生のことです。
試験は合格だったのに、最終選考の大学とのマッチングのところで
落とされてしまったのです。合格通知から四カ月以上待たされて、
「あなたは行けません」というのはあまりにも一方的で、
その学生がかわいそうでなりません。

インドにいて思うのは、日本に行くチャンスがとても少ないことです。

もちろん、私費で日本へ行くことは出来ますが、
今の彼らにとっては現実的な話ではありません。
奨学金をもらえる人は本当に一握りの優秀な学生だけです。
でも、みんな日本へ行きたいといいます。
私だって、出来ることならみんなに日本を見せてあげたいです。

そこで、私がここにいる意味を考えました。

行ったことのない国の言葉を一生懸命勉強している彼らに
私ができることはなんだろう、なぜ私は外国で教えているのだろう、
私は言葉を教えるという自分の活動以上の何かが期待されていると思います。
もっと学生と、同僚との関わりを深めて、私を通じてすこしでも
日本を知ってもらいたいし、気持ちが通じたときの喜びを味わってもらいたいです。

プネに来て半年以上が経ちましたが、
まだまだ私は自分の役割を果していないなーと痛感させられました。

我が教え子たちに明るい将来がおとずれますように。


プネに来る日本人

8月17日 くもり時々晴れ
最近、断水していません。雨は降っていないのに、なぜでしょうか。

もう10日も前のことですが、ムンバイ沖で貨物船が衝突事故を起こし
積荷の燃料油が流出するという大きいニュースがありました。
それから、漁が禁止されていたり、ビスケットが大量に漂着したりしています。
魚を食べてはいけない、とテレビのニュースで何度も警告しています。
周辺国にいらっしゃる方、いづれこの流れ出した50トンもの油がなにかしらの
影響を及ぼすかもしれませんので、お気を付けてお過ごしください。

さて、よく「プネには何人くらい日本人がいますか」と聞かれますが
正確な数字はわかりません。だいたい50~100人くらいでしょうか。
「なぜ、プネにいるのですか」これも様々な理由があります。
まず、私のような日本語教育関係者(これは極めて少数派です)
それから、日本人留学生(時期によっては多いときもあります)
やはり一番多いのは、プネで働いている人やその家族です。
働くといってもいろいろで、日本の企業から駐在できている人もいれば
インドの企業で翻訳者として働いている人もいます。
観光目的で来る人は本当に少ないところです。
前回書いたとおり、二大名所が三時間でまわれてしまうのですから。

今は、日本人留学生が多い時期です。というのも、
プネにあるソフトブリッジ(Gloval Stadies)という会社が
日本人大学生に一カ月弱の留学プログラムをコーディネートしていて、
日本語を勉強しているインド人学生と日本人大学生との交流会や
ホームステイプログラムなども企画しています。
そのプログラムに参加する40人ほどの学生が、今日、プネに来ました。

そのほかにも、海外インターンシップをしている団体の人が
リサーチやプロモーションにプネに来たり、
姉妹提携校の大学から交換留学生が来たりしています。

さすがプネは「東のオックスフォード」と言われるだけあって
教育のためには力を惜しみません。
学生同士の交流も活発で、それはとてもいいことだと思います。
しかし、交流会でただお互いの連絡先を交換して終わりということに
ならないように、本当の意味での交流ができるといいな、と思います。

今日の晩ごはんはマギーでした。
※マギー…インドのもっともポピュラーなインスタントラーメンのこと


ウーパス

7月29日 くもり一時雨
すっかり涼しいプネです。最近は毛布をかぶって寝ています。
ここ何日かの雨のおかげて給水制限は解除されたそうです。
でも、きっとまた水不足ということになりそうなので、油断できないな
と勝手に思っています。

今日は「ウーパス」です。先週の水曜日も「ウーパス」でした。
これはマラティーの暦と関係しているらしく、
新月から11日目に「ウーパス」をするという習慣があるそうです。
先週の水曜日は、この新月から11日目にあたって、
今日は、ガネーシャ様の何かだと聞きました。「ウーパス」です。
「ウーパス」を直訳すると「断食」だそうですが、
実際なにも食べないというわけではありません。
果物やイモ類だけ食べて、牛乳もOK(だからみんなチャイは普通に飲みます)
でも、野菜や肉、卵などは食べてはいけない、という細かい決まりがあります。
インド料理に欠かせない、玉ネギとパクチーも玉ネギはダメでパクチーはOK。
なにがよくてなにがダメなのか、全然そのルールがわからない私ですが、
人から聞いた話では「命を絶たないもの」は食べてよいということだそうです。
それから、ウーパスの日は「粗末なもの」しか食べないということです。
なら、嗜好品はダメなのか、と思いきや
チョコレート、アイスクリームはOK!って言っていました。

うーん、プネに来て半年。まだまだわからないことだらけです。


プロフィール

Author:trdatmko
2010年1月から二年間、青年海外協力隊の日本語教師としてインド・プネで活動中。インドでは、チャイをたくさん飲む(そして上手に淹れる)、ラクダに乗る、サリーを着る、を身近な目標に楽しくかんばります!

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